夕べ寝る前にツイッターのTLをチェックしていたら、城島引退のツイートが流れた。デイリーの飛ばし記事かと思ってたら、今朝になったら各紙トップニュースで報道されていた。
これまでスポーツ紙では、リハビリが順調に進み、ファームの試合にも出れるようになり、今期中の復帰を目指していると報道されていた。来期はキャッチャーは無理でも,
ブラゼルの抜けた1塁でこれまで休んだ分を取り戻して欲しかっただけに衝撃が大きかった。ジョーバズーカーやあの豪快なスイングが見られなくなるのは寂しい。
2010年に正捕手として活躍し、オフにシーズン中に痛めた左膝の手術に踏み切った。必死のリハビリで翌年の開幕には合わせてきたが、やはり無理があった。特に守りの方で精細を欠き、膝を庇うあまりに今度は右肘痛が酷くなって抹消。加えて、左膝のクリーニング再手術をしたことでシーズンを棒に振った。そして、今年は1塁手として復活を賭けたが、座骨神経痛のため5月に抹消され、その後椎間板ヘルニアの手術を受けた。
これまで順風満帆だった野球人生も、マリナーズで正捕手から外れた辺りから運気が下がってきたんやろなあ。それにしても、あまりにも怪我が続いて気の毒に思う。無理をし過ぎたことで選手生命を縮めてしまったんやろなあ。ストップをかけられなかった監督・コーチ、トレーナーにも大きな責任があるんちゃうか。
今のチームで元気印といえば良太だが、2010シーズンは城島がその役を担っていた。城島の加入で一気にチーム内が明るくなり、それが打線にもいい影響を与えていたと思う。
夕方に城島の会見を見たが、城島はあくまでキャッチャーにこだわっていた。キャッチャー城島でなければ野球が嫌いになってしまうと。これが城島健司の美学なんやろね。
ちゃんと働けたのが1年目だけなのは残念やけど、お疲れさまでした。
チームを盛り上げることの出来る性格、キャッチャーとしての経験を活かして、これからは指導者として頑張ってや。