前日の試合で良太と激突した日高が左大腿四頭筋の筋損傷で登録抹消。治るのに時間がかかりそうやなあ。小宮山、頼むで。
藤浪と前田健の投げ合いがようやく実現。阪神打線は今年になってマエケンから未だ無得点。たった1点取られただけでも敗戦投手となってしまう可能性大。藤浪は、そんなプレッシャーなんかどこ吹く風と、大舞台に強いところを見せてくれた。
無駄な力みを取るために、上げた左足にグローブをぶつけるフォームに改良。これが見事にはまってコントロールが安定した。四球が激減し、ボールも低めにコントロールできていた。
左バッタ−対策もうまくいったようで、6回を僅か3安打。ここ2試合連続で最短降板を更新していたが、ようやく自分を取り戻したという感じ。後の課題は1塁にランナーが出たときに投げ急がんようにせんとね。
打線の方は、ランナーは出すものの、そこからエンジンが全開になるマエケンスタイルの前に5回まで無得点に抑えられた。
6回、鳥谷が甘く入ったスライダーを捉えて、ライトスタンドにソロホームランを放つ。なんと対マエケン、29イニングにしてようやくの1点。
鳥谷はここのところ当てに行く様なバッティングが続いていた。この日もマエケンの前に打てそうな感じがしなかったが、流石に失投は見逃さなかった。1251試合連続出場は伊達やない。
7回表、雨足が強くなったために1時間余りも試合が中断。再開後は両チームとも先発が降板し、継投に切り替え。
7回は筒井、8回は安藤と加藤がパーフェクトリレーでリズムを作ると、9回に打線がミコライオに襲いかかる。
1死から今成がツーベースで出塁、新井のサード内野安打で1・3塁とすると、坂のタイムリーで1点を追加。
坂と今成がしっかりとアピールしてるなあ。坂は2安打1打点、今成は5番に入って4安打固め打ちの活躍。
更に藤井のショートゴロを梵のエラーで満塁となると、今度は西岡が2点タイムリー。西岡もうかうかしてたらレギュラー取られてしまうという危機感を持ってるのかもなあ。
後は福原が締めて、これでこのカード3連勝。読売をしっかりと追走。
藤浪は5勝目。フォーム修正が成功し、マエケンと張り合えたことで自信がついたんとちゃうかな。