虎談巷説 阪神タイガース的日常

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先発が完封せんと勝てんのか
初回に森下の先頭打者ホームランで先制。その1点を才木が最後まで守って、ようやく連敗をストップ。

前日に続いて 4番は近本。中野を2番に下げて、1番に森下を起用した。この起用が当たったのだろうか、先頭打者ホームランを打って、唯一の得点が入った。
ただ、打線は僅か4安打。森下と近本が2本ずつ打っただけ。ロッテ先発のメルセデスに完璧に抑えられた。メルセデスにすると、たった1球の失投をホームランにされて負けたと言う感じだろう。

才木は6安打完封勝利。9回に先頭の小川にヒットを打たれ、その次の高部のショートゴロが内野安打になって、この試合初めての大ピンチを迎える。2度あることは3度ある。この試合も追いつかれるのかと覚悟していた。しかし、続くソトを併殺に打ち取り、ポランコもセカンドゴロに仕留めて、ようやく交流戦初勝利をおさめた。

才木が好調を維持していて、偶然にも森木の先頭打者弾が出たから勝てたようなもの。チームとして勝てたとは言い難い。まさに、勝ちに不思議の価値ありだ。
打線復活のキーは大山の復調だと言う解説者がいるが、大山一人が調子を上げても現状は変わらないと思う。昨年は「アレ」を合い言葉にしてチームがまとまっていた。今年は連覇を目標にしているのだが、選手がそれぞれバラバラな動きをして、一体感が感じられない。後ろのバッターに繋げば何とかしてくれるという信頼感がないからかもしれない。
auther : yohkura | 阪神タイガース | comments(0) | trackbacks(0) |
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