門別が8安打されながら5回を無失点に抑えた。その裏に近本のタイムリーで1点を先制し、その後はリリーフ陣がしっかりと抑えて連勝。1−0の試合にしては3時間26分もかかった、ダラダラした試合になった。
ヘルナンデスがサードのスタメンで起用されたので、佐藤輝はライト、森下がレフトを守った。実は中日との3戦目からヘルナンデスがスタメン出場していて、そのときはレフトを佐藤輝が守っていた。前日の試合からレフトとライトを入れ替えたのだが、書き忘れていた。
森下はライトでファインプレーを連発していたので、レフトを守らせるのは勿体ないと思っていたが、佐藤輝には強肩という武器がある。外野の守備にそれほど影響は出ないだろう。
門別は甲子園初勝利ともてはやされているけど、堅い守備がなければ、3回KOもありえた。
2回なんぞは無死1・2塁のピンチをゲッツーで救ってもらったのに、そこから連続四球で満塁にしてしまった。結局次のバッターをセカンドゴロに打ち取ったのだが、守っている時間が長くなり、リズムの悪い試合展開になっていた。直後の攻撃でダブルスチールを仕掛けて失敗したが、試合の序盤でこれはありえない作戦。ここ何試合か点がとれていない事と、この試合も重苦しい雰囲気になっている事で、何か変化を求めたのだろう。
5回、木浪のヒットを足掛かりに、2死2塁とし、近本がタイムリーを放って先制点を奪った。この日の得点はこれだけ。後をネルソン、石井、及川、岩崎が0で繋ぎ、2試合連続で完封した。